手首の手術を終えました
若いうちはよかったのです
私は字を書くことが苦手なので、
若いころは身体を動かす仕事をしていました。
現在のように精神障害の障害者雇用が普通ではなかったので、
もちろん一般枠で仕事をしていました。
30歳くらいからでしょうか?
原因不明の首やあごの痛み、手のしびれなどの症状が現れました。
とはいえ、すぐに仕事をやめるわけにもいかず、だましだまし。
10年くらい我慢してましたよ。
事務系などの道も模索してみる
これはもう身体的に無理だな・・
そう感じてほかの道を探してみるのですが、うまくいきません。
例えば、パソコン。
結構練習したんです。もちろんMOSなども取得していますし、
簡単なコマンド操作や、プログラミングもやってみたりしてみます。
でも、企業側としては、最初から事務員として使いたい人間像があるんですね。
そもそもパソコンができるなんて信用してもらえませんし、
もっと言えば、そんなにできないほうが都合がよいようにも感じます。
私にはそういった関係の仕事はありませんでした。
それでは、運転は得意なのですが、そちらでは?
と思ったのですが、荷物でなければ人を運ぶことになります。
意外とお客さんとはうまくいくんですね。不思議と。
ただ、人を乗せる仕事は、同僚とのコミュニケーションが非常に多いです。
そして旧来の上下関係、男性社会、少し軍隊みたいな感じ?
これはですね、発達障害には難しかったりします。
上下関係とかとても苦手です。
そもそも、年齢や入社による序列を意識するより、
効率とかを考えてしまいます。
口調もタメ口になっていますしね。
私が、あと20歳若ければまた話は違いますけどね。(笑)
ここでやっと本題、手首です
現実的に就職可能となると、
結局求められるのが身体能力なんですね。
発達障害だけだと、知的と勘違いもありますし、
まぁ元気だったら使えるかな?みたいな感じだと思います。
それでも何も仕事がないよりはいいですし、
もともと、動くことは嫌いではありません。
職種による差別意識などもないほうなので、
まぁ何でもやります。
問題は年齢による身体の不調です。
私の場合は手のしびれさえなければ何とかなりそうです。
そういったわけで、色々考えたのですが職場の理解もあり、
今回手術をしてみることになりました。
結果はよさそうです。
まだ術後1週間ですので、何とも言えませんがね。
でも、ありえない事務職を探してイライラするより、
身体を治した方が早いかもしれません。
あくまで治療可能ならですけど。
余談、あごや首の痛み
私のように、幼少期に発達障害が一般的ではなかった人間は、
何かのきっかけがなければ検査を受けることはないでしょう。
乱暴に分けると、人生うまくいっていれば検査はしないでしょうね。
そして、私にとってのきっかけは、あごや首の痛みだったのです。
近所の病院でいろいろ検査するも、まったく原因がわからなかったんですね。
最終的に東京医科歯科大学に行ったのですが、
やはり原因はわからず、代わりに鬱のパンフレットをいただきました。
そうして、人生初めてのメンタルクリニック受診となったのです。
もちろん最初のクリニックでは、発達はおろか、
単に抑鬱状態との診断で、薬もなく、お話だけみたいな感じでした。
発達障害の診断を受けようと思ったら、さらにアクションが必要でしたね。
ちょっと思い出話でした。
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