発達障害は親の育て方で発症するものではないです

与太話。

未だに多い勘違い

発達障害や知的障害は、生まれながらの先天的障害です。

同じ精神障害でも、鬱などは後天的になるものです。

ですので、発達、知的の人でも鬱になります。

二次障害といわれるものですね。

人格形成と混同してしまう

発達、知的が、親の育て方だと思っている方とお話しすると、

人間は幼少期にすでに「その人」ができてしまうとおっしゃいます。

「ははーん。」それ、人格形成のお話しですよね。

3歳までに性格や能力が決定してしまうというあれ。

おなかの子どもにモーツアルトを聴かせてるあれですね。

それと発達障害のことを混同してしまうのですね。

私たちは先天的ですからね。

モーツアルトを聴かせても発達障害として生まれると思いますよ。

音楽に強い発達障害者になったりして・・・。

誤解はシャレにならない

そんな少しくらいの間違いいいじゃない?

ダメなんです。

お子様にとても愛情をかけている親御さんでも、

親の育て方で発達障害が発症したと勘違いされることで、

とても苦しんでいる方もいます。

わたし、当事者本人も家庭環境に問題があるなどと、

猛然と追及されたりします。

まぁ問題はありますけど。

勘違いされた親御さんの場合は深刻です。

ぜひぜひ、覚えてくださいね。

私は言い分けていますよ

私は個人的に先天性と後天性を言い分けています。

鬱など後天的なものは「病気」といっています。

治る可能性があるからです。

一般の方は精神障害すべてを「病気」といいますよね。

私は、発達、知的は「障害」と呼んでいます。

完全に治ることはないからですね。

発達障害を治してみませんか!え?

こんなことを言われたことがあります。

私と発達障害を治してみませんか!

私の認識では発達障害は、薬や訓練で緩和させるもの。

悪い言い方をすると、ごまかしながら生活するものと思っています。

生活、職場環境で目立たなくなったりはします。

薬も減らせるかもしれません。

でも、治ったわけではないのです。

悪い環境に行けば元に戻りますから。

ごまかしのテク

話し方や、目線はもう真似るしかないです。

なぜそう答えるのか理由はわからなくていいのです。

定型文のパターンをひたすら増やします。

意外でしょうが、ビジネスの場面のほうが定型文なので、

私は受け答えが楽です。

表情なども鏡を見て俳優さんのように練習するしかないでしょう。

くれぐれも破天荒な役の時の真似はしないでくださいね!!

まぁとっさにとなると、付け焼刃は通用しませんけどね。

今日は、生まれつきの障害は親の育て方とは無関係というお話でした。

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